
シミュレーター作りました↓
2025年2月28日、東京電力・東北電力エリアでドコモでんきの新規申込み受付が再開されました。
関東、東北にお住いのdカード PLATINUM利用者の方は待ち望んでいたのではないでしょうか。
2025年2月7日「お知らせ」
dカード PLATINUMの場合、電気料金に対し初年度は無条件で12%還元(エリアによっては20%還元)されますので「ドコモでんきを利用しない理由はないのでは」とも言われています。
しかしぴったり!検討ラボとしては、東京電力(スタンダードS)とドコモでんきをしっかり比較し、本当にドコモでんきに乗り換えるべきかを検討します。

2025年、全国の燃料費調整単価の状況です。4月、5月で値上がりしましたが、6月、7月、8月で値下がりして戻りました。更に2025年7~9月は政府による電気料金支援(電気・ガス合わせて月1,000円程度の値引き)もあります。
水色:関西系(最大20%)、青色:関西電力
黄色:東京系(最大12%)、緑色:東京電力
以下の記事でドコモでんきのポイント還元率や申込みの実体験をまとめました↓
【結論】dカード PLATINUM利用者はドコモでんきGreenに乗り換えた方がおトク
東京電力(スタンダードS)からドコモでんきGreenに乗り換えることで、基本料金が月額500円(税込)高くなりますが、それ以上のdポイント還元が期待できます。
しかし、以下のような条件により必ずしもおトクになるわけではありません。私も情報収集を続けます。
- dカードのポイント還元率
- お住まいの地域
- 普段の電気使用量
ガスのセット割が受けられない(2025年6月ドコモガス開始)- 燃料費調整額の上限がない(電気代が異常高騰したときのリスク)
ドコモでんきのおトクが進化!
- 【新料金プラン】セット割110円!(MAX、ポイ活MAX、ポイ活20、mini)
- 【dカード PLATINUM】Greenで12% or 20%ポイント還元!(初年度は無条件)
- 【ドコモ ガス🔥対象エリアの方】セット割で更に+2%! (2025年6月~)
- 関東・東北でも受付再開!
ドコモでんきの概要
ドコモでんきのプランは非常にシンプルで以下の2択です。
- ドコモでんき Green
- ドコモでんき Basic
ドコモでんきGreenは、Basicや東京電力より基本料金が500円(税込)アップしますが、その分dポイントの還元が多く得られます。
特にdカード PLATINUMの場合はポイント還元率が最大12%なので、ドコモでんきGreenがおすすめです。
東京電力 と ドコモでんきの比較
東京電力(スタンダードS)とドコモでんきの全体像を比較します。
ほとんどの項目は同じで、下表の★の項目が主な違いです。
項目 | 東京電力 | ドコモBasic | ドコモGreen |
---|---|---|---|
★基本料金 | 同じ | 同じ | 500円(税込) 高い |
電力量料金 | 同じ | 同じ | 同じ |
燃料費等調整額 | 同じ (上限なし) | 同じ (上限なし) | 同じ (上限なし) |
電源費用等調整額 | なし | なし 【※1】 | なし 【※1】 |
再生可能エネルギー 発電促進賦課金 | 同じ | 同じ | 同じ |
★dポイント還元 | なし | 最大2% | 最大12% |
★ガスとのセット割 | あり 102円(税込) おトク | あり dポイント +2% 【※2】 | あり dポイント +2% 【※2】 |
★ケータイとの セット割 | なし | あり 110円(税込) 割引 【※3】 | あり 110円(税込) 割引 【※3】 |
【※1】ドコモでんきでも、2025年2月からすべてのエリアで電源費用等調整額が撤廃されました。【公式】ドコモでんきお知らせ
【※2】ドコモガスの対象エリアの方のみ
【※3】対象プランは「ドコモMAX」、「ドコモポイ活MAX」、「ドコモポイ活20」、「ドコモmini」のみ
ドコモでんきのメリット
ドコモでんきGreenと東京電力を比較し、ドコモでんきGreenのメリットを見てみます。
【メリット①】dポイント還元
なんといってもドコモでんきGreenの魅力はdポイント還元です。
電気料金(税抜100円単位)に対して還元率に応じたdポイントが得られます。ポイント還元の対象は「基本料金」と「電力量料金」です。(つまり「燃料費等調整額」はポイント還元の対象外)
特にdカード PLATINUMの場合初年度は無条件で12%のポイント還元が得られます。
ドコモでんきのポイント還元率は条件により異なります。詳細は以下の記事でまとめました↓
ざっくりの計算で電気代が10,000円の場合、1,200ポイントです。このくらいの電気代なら月額500円多く払っても十分元が取れると思います。
【2025年2月16日 追記】しっかり計算してみました。大体合っていました↓
【メリット②】「毎月のショッピング利用金額」、「1年間のお買物額累計」に貢献
dカード PLATINUMの場合、2年目以降は「毎月のショッピング利用金額」に応じてポイント還元率が決まります。ドコモでんきに乗り換えることで、電気代が「毎月のショッピング利用金額」に加算され有利になります。
またdカード PLATINUMの「年間ご利用額特典」の判定に使われる「1年間のお買物額累計」にも電気代が加算され、特典がランクアップする可能性があります。

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【メリット③】解約金なし
ドコモでんきはいつ解約しても解約金がかかりません。
そのため、dカード PLATINUMの初年度だけドコモでんきを使用し、2年目以降は別の電気会社に変更するという事も容易に可能になります。
ドコモでんきのデメリット
dカード PLATINUM利用者にはおトクなドコモでんきGreenですが、東京電力と比べて以下のデメリットもあります。
【デメリット①】ガスのセット割なし(住所による)
2025年6月から「ドコモ ガス」が始まりました。
ドコモ ガスとのセット割りが可能で、ドコモでんきのポイント還元率が2%アップします。
ただしドコモ ガスの対象エリアは、まだ一部地域に限られています。
<ドコモ ガスの対象エリア>
・東京ガス供給エリア
・大阪ガス供給エリア
対象エリア外の方は、ガスのセット割は適用できません。(エリアは「順次拡大予定」とのことです)
ちなみに東京電力のセット割は毎月102円(税込)です。
【デメリット②】燃料費調整額の上限なし
燃料費調整額とは、燃料価格などの変動に合わせて月々の電気料金を調整する金額のことです。
東京電力のスタンダードSやドコモでんきは燃料費調整額は同じ金額で連動していますが、両方とも上限なしのプランです。
- 上限あり:規制料金プラン 【例】東京電力の従量電灯B
- 上限なし:自由料金プラン 【例】東京電力のスタンダードS、ドコモでんき
上限なしの場合、万が一、燃料価格の高騰などで電気代が異常に高くなってしまった場合、電気代が上がってしまうリスクがあります。
しかし、個人的にはこれはあまり気にする必要はないと考えています。
- 燃料費調整額は、ここ2、3年は常にマイナス(電気代が値引きされる)側になっている
- 異常な高騰がある場合、事前に案内があるはず。その際は電気会社を変更することも可能
- 異常な高騰がある場合、ドコモでんき側も利用者が離れるのを避けるために救済措置を用意するはず
【デメリット③】料金プランが少ない
ドコモでんきのプランはシンプルでわかりやすいのですが、オール電化向けやライフスタイルに合わせたプランなどは用意されていません。そのため人によってはぴったり!なプランが見つからないかもしれません。
まとめ
今回、東京電力(スタンダードS)とドコモでんきGreenを比較してみました。
東京電力とドコモでんきでは燃料費等調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金に違いはありません。
ドコモでんきGreenは基本料金が500円(税込)高くなりますが、それ以上にdポイントが貯まるケースが多いのでおすすめです。
ドコモでんきのおトクが進化!
- 【新料金プラン】セット割110円!(MAX、ポイ活MAX、ポイ活20、mini)
- 【dカード PLATINUM】Greenで12% or 20%ポイント還元!(初年度は無条件)
- 【ドコモ ガス🔥対象エリアの方】セット割で更に+2%! (2025年6月~)
- 関東・東北でも受付再開!
以上、ぴったり!検討ラボでした!
■関西系は、ポイント還元が多いが、調整費が高い
■東京系は、その逆
※関西系の方がおトクそうに見えましたが、燃料調整費を多く払っているので、一概には言えないようです