【シミュレーター付】dカード PLATINUM検証|dカード GOLDとの年会費差の元は取れる?

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みなさん以下のような疑問をお持ちではないでしょうか?

  • dカード PLATINUMdカード GOLDのどちらを選ぶべき?」
  • dカード PLATINUMは初年度はおトクそうだけど、2年目以降は?」
  • 「キャンペーンもあるので1年だけdカード PLATINUMにして、2年目にdカード GOLDに戻した方が良い?」

dカード GOLDはドコモ経済圏に欠かせないおトクなカードです。年会費とポイント還元率・特典のバランスがよく、多くの方におすすめできます。

一方dカード PLATINUMは、特典や補償が魅力ですが以下の注意点があります。

dカード PLATINUMの注意点
  • dカード GOLDより年会費が18,700円(税込)高い
  • 2年目以降、ポイント還元率が下がるリスクがある
年会費(税込)差額(税込)
dカード PLATINUM29,700円18,700円
dカード GOLD11,000円

特に注意なのが初年度2年目以降でポイント還元率の仕組みが異なる点です。

【例】dカード PLATINUMのケータイ料金へのポイント還元率

 [初年度] 20%固定
 [2年目以降] 10% 15% 20% (利用額で変化)

もしポイント還元率が10%になってしまうと、せっかく年会費を多く払っているのにdカード GOLDと同じ還元率になってしまいます。

ぴったり!検討ラボでは、ドコモの利用状況を入力することでdカード PLATINUMの年会費アップ分(18,700円)の元が取れるかを計算できるシミュレーターを作成しました。(本記事の目次の下に設置)

初年度2年目以降を一括でシミュレーション可能です!

本記事では更に、dカード PLATINUMdカード GOLDポイント還元率・特典・補償などをわかりやすく比較。

dカード PLATINUMdカード GOLDで迷われてる方は、ぜひ参考にしてみてください!

シミュレーター

おおまかな利用状況を入力 → [計算]ボタンをクリック
(ご自身の利用金額実績はMy docomo「ご利用料金」などで確認できます)

【補足】当シミュレーターについて

シミュレーターの仕様
  • ドコモの利用状況を入力(My docomoなどで確認)
  • ① dポイントを予測(dカード PLATINUMにした場合、dカード GOLDと比べどのくらい多くdポイントがもらえるかを比較)
  • ② 年間利用額特典を予測(dカード PLATINUMとdカード GOLDで比較)
  • 上記①、②の結果から、dカード PLATINUM年会費アップ分(18,700円)の元が取れるかをシミュレーション(初年度2年目以降でそれぞれ算出)
  • ドコモ利用者の方用
  • ポイント還元や年会費などのルールは公式サイトで最新情報をご確認ください
  • 概算のシミュレーションです。またバグがある可能性がありますのであくまで参考としてご利用ください
  • 小数点以下の切上げ、切捨てを正確に計算していません。そのため、計算結果に数円(数ポイント)のズレが出る可能性があります
  • ポイ活ファミリー特典(回線数による還元)は考慮していません
  • 本来「毎月のショッピングご利用金額(2年目以降のポイント還元率に影響)」と「お買物額累計(年間利用額特典に影響)」は年会費を含みませんが、当シミュレーターでは含んだ形で計算してしまっています。

私自身2024年11月にdカード PLATINUMを始めました。キャンペーンもあり1年目はかなりおトクに利用できました。しかし「2年目も本当におトクなのか」判断できずシミュレーターを作成してみました。

日にち更新内容
2025年9月23日・新規作成

dカード PLATINUMとdカード GOLDの選び方

dカード PLATINUMdカード GOLD のどちらを選ぶべきかは、次の2つの観点で総合的に判断することになります。

【観点1】
ポイント年間利用額特典で年会費アップ分の元が取れるか(本記事内のシミュレーターで判定可能)

【観点2】
dカード PLATINUMの特典補償に魅力を感じるか(それぞれの生活スタイルで異なる)

【観点1】 ポイントと年間利用額特典で元が取れるか

dカード PLATINUMはdカード GOLDと比べ、年会費が18,700円(税込)高いです。

そこでまずはこの「年会費アップ分の元が取れるか」が重要となります。

dカード PLATINUMの年会費アップ分の元が取れるかを判断するには、dカード PLATINUMとdカード GOLDで以下の2つを比較する必要があります。

元を取るための要素
  • もらえるdポイントのアップ分
  • もらえる年間利用額特典の比較

上記のうち年間利用額特典はシンプルです。下表の通りdカード PLATINUMの方が有利です。

■ 年間ご利用額特典
お買い物額
(税込)
GOLDPLATINUM
(税込)
100万円以上1万円(税込)
相当
1万円
相当
200万円以上2万円
相当
300万円以上3万円
相当
400万円以上4万円
相当

一方、ポイント還元率の仕組みは非常に複雑です。

なぜならdカード PLATINUMのポイント還元率は初年度2年目以降でルールが変わるからです。

■ポイント還元率(例:ドコモ料金への還元率)
[dカード GOLD] 10%固定
[dカード PLATINUM (初年度)] 20%固定
[dカード PLATINUM (2年目以降)] 10%、15%、20%と変動「毎月のショッピングご利用金額」によって毎月判定)

ポイント還元率が10%になってしまうと、年会費を多く払っているにもかかわらずdカード GOLDと同じ還元率になってしまいます。

しかし、ポイント還元率を上げるために「毎月のショッピングご利用金額」を増やすのは本末転倒(浪費)ですよね。

この複雑なルールのため「dカード PLATINUMの年会費アップ分の元が取れるか」の判断が非常に難しくなっています。

そこでぴったり!検討ラボではシミュレーターを作成しました!

本記事内のシミュレーターに利用状況を入力すると、dカード PLATINUMdカード GOLDについて「もらえるポイント」と「もらえる年間利用額特典」を比較し、結果的にdカード PLATINUMの年会費アップ分の元が取れるかがシミュレーションできます。

初年度2年目以降を一括でシミュレーション可能です!

【観点2】 dカード PLATINUMの特典や補償に魅力を感じるか

dカード PLATINUMにはdカード GOLDにはない特典や補償があります。

dカード PLATINUMだけの特典・魅力の例
  • レストラン優待(2人以上で1人分無料)
    • プライオリティ・パス(世界の空港ラウンジの利用)
  • 手厚い旅行保険ショッピング補償
  • dカードケータイ補償(最大20万円)

もし上記【観点1】で数値上のおトクが少なかったとしても、これらの特典に魅力を感じて積極的に利用できるかどうか」で選択が変わってきます。

【観点1、2】で総合的に判断

まとめると、まずは【観点1】として本記事内のシミュレーター初年度2年目以降のおトク度を確認。

【シミュレーション結果からの検討】dカード PLATINUMの年会費アップ分の元が取れるか
初年度2年目以降判断
ケース1元が取れる元が取れるdカード PLATINUMが
おすすめ
ケース2元が取れる元が取れない【観点2】で
判断
ケース3元が取れない元が取れない【観点2】で
判断

■上記[ケース1]の方
dカード PLATINUMをおトクに活用できると予測します。dカード PLATINUMがぴったり!

■上記[ケース2][ケース3]の方
【観点2】も踏まえて判断することになります

【観点2】は「dカード PLATINUMの特典や補償に魅力を感じるか」です。

■dカード PLATINUMの特典や補償に魅力を感じる方
プライオリティ・パス、レストラン優待、dカードケータイ補償などを活用できメリットを感じる方は、それだけでdカード PLATINUMを選ぶ価値があります

■dカード PLATINUMの年会費差を埋められず特典にも魅力を感じない方
dカード GOLDがおすすめです。dカード GOLDはドコモ経済圏に欠かせないおトクなカードです。年会費に対してポイント還元率・特典が充実しており、コスパの良いカードです。

dカードの年会費と基本情報

カードは以下の4種類

  • dカード(レギュラーカード。年会費無料)
  • dカード GOLD U(29歳以下限定)
  • dカード GOLD(定番の人気カード)
  • dカード PLATINUM(最上位カード)

それぞれ年会費が異なり、年会費が高いカードほど、ポイント還元率や特典が充実していきます。

dカード PLATINUMとdカード GOLDの基本情報を比較してみましょう。年会費が一番の確認ポイントです。

  • dカード GOLD:11,000円(税込)
  • dカード PLATINUM:29,700円(税込)

その差は18,700円(税込)

■ カード基本情報・年会費
レギュラーGOLD UGOLDPLATINUM
年会費
(税込)
永年無料3,300円11,000円29,700円
年齢制限18歳以上18~29歳18歳以上20歳以上
カード
利用可能枠
~100万円~300万円~300万円~500万円
ブランドVisa、Mastercard
支払い日毎月10日支払い
家族カード
(税込)
永年無料1枚につき
1,100円
1枚目:無料
2枚目以降:1,100円
ETCカード発行可
券面の
デザイン
5タイプ1タイプ3タイプ3タイプ
カード番号
の表示位置
カードの裏面に印字
手書きの
署名欄
裏面なし裏面裏面

本記事ではdカード GOLDdカード PLATINUMを詳しく比較していきます。そのほかの各dカードの概要は以下の記事で比較しました。

【比較1】ポイント還元率

ポイント還元率の全体像

dカード PLATINUM初年度は無条件で最高のポイント還元率が適用されます。

しかし2年目以降「毎月のショッピングご利用金額」に応じて変動します。

dポイント還元率
GOLDPLATINUM
初年度
PLATINUM
2年目以降
ドコモ利用料金
に対する
(ケータイ、
ドコモ光、等)
10%20%20%
15%
10%
ドコモでんき
Green
(東京電力等)
6%12%12%
19%
6%
ドコモでんき
Green

(関西電力等)
10%20%20%
15%
10%
dカード積立
(マネックス証券のNISA)
1.1%3.1%3.1%
2.1%
1.1%

dカード PLATINUMの2年目以降のポイント還元率

dカード PLATINUM初年度は無条件で最高のポイント還元率が適用されます。

しかし2年目以降「毎月のショッピングご利用金額」に応じて変動します。

より正確に言うと「ポイントが付与される前々月16日~前月15日のショッピングご利用金額(税込)に応じて1か月ごとに変動」します

ポイント還元率が変動する項目は以下です。それぞれ還元率も異なります。

変動する各種ポイント還元率
  • ドコモ利用料金(ケータイ料金・ドコモ光等)に対する還元率
  • ドコモでんきの料金に対する還元率
  • dカード積立の金額に対する還元率

以下にそれぞれ説明します。

ドコモ利用料金(ケータイ・ドコモ光等)

dカード PLATINUM2年目以降ドコモのケータイドコモ光の料金に対するポイント還元率は下表です。

金額はすべて税込
ショッピングご利用金額ポイント還元率
20万円以上20%
【※1】
10万円以上
20万円未満
15%
10万円未満10%
【※2】

【※1】dカード PLATINUMの初年度は常にこの還元率
【※2】dカード PLATINUMの家族カードは、ショッピングご利用金額にかかわらずの2年目以降は常にこの還元率

【※2】この還元率は、dカード GOLDの還元率と同じ

ここで1つ注意なのが、ポイント還元は利用料金1,000円(税抜)単位に対して付与されるという点です。(dカード PLATINUMもdカード GOLDも共通)

さらにケータイ料金とドコモ光は合算せず、それぞれ1,000円単位に対してポイントが付与されます(家族のケータイ料金もそれぞれで1,000円単位に対してポイント付与)

【公式】dカード

ドコモでんき Green

dカード PLATINUM2年目以降ドコモでんき Greenの料金に対するポイント還元率を説明します。

お住まいの電力会社エリアによって異なります

■北海道・東北・東京・北陸・中国・四国電力エリア

金額はすべて税込
ショッピングご利用金額ポイント還元率
20万円以上12%
【※1】
10万円以上
20万円未満
9%
10万円未満6%
【※2】

■中部・関西・九州電力エリア

金額はすべて税込
ショッピングご利用金額ポイント還元率
20万円以上20%
【※1】
10万円以上
20万円未満
15%
10万円未満10%
【※2】

【※1】dカード PLATINUMの初年度は常にこの還元率
【※2】この還元率は、dカード GOLDの還元率と同じ

ドコモでんき Basicや、ドコモ ガスについては、dカード PLATINUMとdカード GOLDでポイント還元率に差はありません

ドコモでんきの概要は以下でまとめました↓

dカード積立

dカード PLATINUM2年目以降dカード積立の金額に対するポイント還元率は以下です。

金額はすべて税込
ショッピングご利用金額ポイント還元率
20万円以上3.1%
【※1】
10万円以上
20万円未満
2.1%
10万円未満1.1%
【※2】

【※1】dカード PLATINUMの初年度は常にこの還元率
【※2】dカード PLATINUMの家族カードは、dカード積立不可

【※2】この還元率は、dカード GOLDの還元率と同じ

ポイ活プランに入っている場合、上記にさらにポイント還元が加算されます!

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「毎月のショッピングご利用金額」の対象は?

dカード PLATINUMの2年目以降の各種ポイント還元率に影響する「毎月のショッピングご利用金額」

この金額が非常に重要になってきます

どの支払いがこの金額の対象になるかを確認しましょう。

ショッピングご利用金額に含まれる(例)
  • ショッピング (dカード、iD、d払い[支払い方法=dカード])
  • ETCカード
  • ドコモ料金の支払い
  • 公共料金の支払い
  • モバイルSuica, PASMO, ICOCAへのチャージ
ショッピングご利用金額に含まれない(例)
  • dカード積立 (マネックス証券、THEO+ docomo)
  • 決済サービスへのチャージ (楽天Edy,ANA Pay,nanaco,WAONなど)

dカード積立「毎月のショッピングご利用金額」に含まれない点に注意が必要です

dカード PLATINUMの2年目以降の各種ポイント還元率の判定に利用される「毎月のショッピングご利用金額」の対象について説明します。

下表がその一覧です。

利用内容対象
ショッピング(dカード ETCカードでの利用も含む)
ドコモの携帯電話ご利用料金、ドコモ光ご利用料金、homeでんわご利用料金、home 5Gご利用料金
NTTファイナンスおまとめ請求
公共料金
国民年金保険料
ドコモでんき、ドコモ ガスご利用料金
ドコモの端末故障修理代金
ドコモショップのお手続きにおけるご利用料金支払い
d払い
電子マネーへのチャージ(モバイルSuica ※1、モバイルPASMO ※2、モバイルICOCA ※3)
決済サービスへのチャージ(例:楽天Edy、ANA Pay、nanaco、SMART ICOCA、TOYOTA Wallet、WAON など)×
プリペイドカードへのチャージ(dカードプリペイド、三井住友VISAプリペイド)×
「THEO+ docomo」におけるdカード積立×
「マネックス証券」におけるdカード積立×
キャッシング返済金×
各種手数料(リボ払い手数料、分割払い手数料、再発行手数料、回収事務手数料)×
年会費×
遅延損害金×
募金 など×
NTTドコモ(dカード):ショッピングご利用金額の対象となるお支払い

ちなみにこの「毎月のショッピングご利用金額」は、dカードの年間利用額特典の判定に使用される「お買物額累計」と同じです。

ポイ活系プランでのポイントアップ率

ドコモのポイ活系の料金プランに入ると、街のお店ネットでのお買い物のポイント還元率がアップします。

アップ率は料金プランdカードの種類ごとに異なります。(下表)

■ ポイ活プランで加算されるポイント還元率
料金プランレギュラーGOLD UGOLDPLATINUM
ドコモ ポイ活 MAX
(上限5,000pt)
+3%
(+10%)
+5%
(+10%)
+10%
ドコモ ポイ活 20
(上限2,500pt)
+1%
(+5%)
+2%
(+5%)
+5%
ahamo ポイ活
(上限4,000pt)
+3%
(+10%)
+5%
(+10%)
+10%
eximo ポイ活
(上限5,000pt)
[新規受付終了]
+3%+5%+10%

補足】
[上記ピンクの箇所] 現在キャンペーン中
dカード PLATINUMと同じ%にアップしています(キャンペーンの終了時期は未定)

【注意】
eximo ポイ活は既にキャンペーンが終了しています。dカード PLATINUM以外の方はポイント還元率が低くなっているので注意が必要です

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ドコモでんきの概要は以下でまとめました↓

【比較2】各種特典

dカードの種類ごとに各種特典が異なります。

dカード PLATINUM「年間ご利用額特典」最大4万円は大きな魅力です!

dカードごとの特典一覧

■ 特典
レギュラーGOLD UGOLDPLATINUM
年間
ご利用額
特典
なしなし最大
1万円相当
最大
4万円相当
空港
ラウンジ
なし利用可
(国内とハワイ)
dカード
お支払割
なしあり
(※1)
ahamo
ボーナス
パケット
+1GB/月+5GB/月

(※1)
dカードお支払割」について
対象のドコモ料金プラン利用し、その料金の支払い方法を「dカード」に設定した場合、月額料金が割引される特典です。

■ dカードお支払割
料金プランレギュラーGOLD U
GOLD
PLATINUM
ドコモ MAX
ドコモ ポイ活 MAX
ドコモ ポイ活 20
ドコモ mini
220円(税込)
割引
550円(税込)
割引
ahamo
irumo (0.5GB)
対象外
上記以外187円(税込)
割引

<補足> 上記ピンクの箇所は、現在キャンペーン中のためdカード GOLD、GOLD U、PLATINUMと同じ550円割引が適用されます!(キャンペーンの終了時期は未定)

【公式】NTTドコモ

↓より詳細な説明はこちら
dカードお支払割

年間ご利用額特典

「年間ご利用額特典」として前年のdカードでのお買物累計額が100万円以上の場合、dショッピングやカタログギフトなどで使用できるクーポン等がもらえます。

■ 年間ご利用額特典
お買い物額
(税込)
GOLDPLATINUM
(税込)
100万円以上1万円(税込)
相当
1万円
相当
200万円以上2万円
相当
300万円以上3万円
相当
400万円以上4万円
相当

年間のお買い物累計額が200万円を超える方は、dカード PLATINUMで大きなおトクが得られます!

【公式】dカード

「お買物額累計」の対象となるお支払いは?

「年間ご利用額特典」判定に使用される「お買物累計」の対象となる支払いについて確認しておきましょう。

「お買い物累計」の対象の例
  • ショッピング (dカード、iD、d払い[支払い方法=dカード])
  • ETCカード
  • ドコモ料金の支払い
  • 公共料金の支払い
  • モバイルSuica, PASMO, ICOCAへのチャージ
「お買い物累計」の対象外
  • dカード積立 (マネックス証券、THEO+ docomo)
  • 決済サービスへのチャージ (楽天Edy,ANA Pay,nanaco,WAONなど)

dカード積立「お買い物累計」の対象に含まれない点に注意が必要です

「年間ご利用額特典」判定に使用される「お買物累計」の対象となる支払いについて説明します。

下表がその一覧です。

項目お買物額累計対象
ショッピング(dカード ETCカードでの利用も含む)
ドコモの携帯電話ご利用料金、ドコモ光ご利用料金、homeでんわご利用料金、home 5Gご利用料金
NTTファイナンスおまとめ請求
公共料金
国民年金保険料
ドコモでんき、ドコモ ガスご利用料金
ドコモの端末故障修理代金
ドコモショップのお手続きにおけるご利用料金支払い
d払い
電子マネーへのチャージ(モバイルSuica、モバイルPASMO、モバイルICOCA)
決済サービスへのチャージ(例:楽天Edy、ANA Pay、nanaco、SMART ICOCA、TOYOTA Wallet、WAON 等)×
プリペイドカードへのチャージ(dカードプリペイド、三井住友VISAプリペイド)×
「THEO+ docomo」におけるdカード積立×
「マネックス証券」におけるdカード積立×
キャッシング返済金×
各種手数料(リボ払い手数料、分割払い手数料、再発行手数料、回収事務手数料)×
年会費×
遅延損害金×
募金 等×
NTTドコモ(dカード):お買物額累計の対象となるお支払い

ちなみにこの「お買物額累計」は、dカード PLATINUMの2年目以降の各種ポイント還元率に影響する「毎月のショッピングご利用金額」と同じです。

ポイ活 ファミリー特典

ポイ活 ファミリー特典は、家族に1回線以上ドコモ ポイ活 MAXeximo ポイ活の方がいる場合に、条件を満たした家族の人数に応じた毎月dポイントがもらえる特典です。(ドコモ ポイ活 20は対象外)

一括請求グループの代表者のdカード種別により、もらえるdポイントが異なります。(下表)

■ ポイ活 ファミリー特典
レギュラーGOLD UGOLDPLATINUM
対象の家族1人
あたりのポイント
50 P100 P300 P

条件に合う方にはかなり強力な特典です。

しかしポイントがもらえる条件がかなり複雑なので、詳細は以下のドコモ公式サイトをご参照ください。

ドコモ公式

【比較3】dカード PLATINUMだけの特典

「還元率が、プラチナ級。」でおなじみのdカード PLATINUM。しかし、その魅力はポイント還元率だけではありません。

以下のプラチナ級の特典✨にも注目です。

人によっては、これらの特典こそがdカード PLATINUMを選ぶ決め手になることもあります

プライオリティ・パス

世界の空港ラウンジが無料で利用可能な特典です。

  • 年10回まで
  • 本会員のみ(家族カードの方や、同伴者は有料になります)

ダイニングby招待日和

レストラン優待サービスです。

  • 大人2名以上の利用で、1名分のコース料理が無料
  • 全国200以上のレストランで利用可能

IGアリーナ優待特典

2025年7月に名古屋にできた「IGアリーナ」。

そこで開催される、コンサート、スポーツ、イベントなどのチケットを優先的に申込めるチケット先行販売特典です。

還元率が、プラチナ級。

\ 実は私も使ってます /

【比較4】付帯保険

付帯保険にも差があります。

■ 付帯保険
レギュラーGOLD UGOLDPLATINUM
お買物保険年間
100万円
年間
300万円
年間
500万円
国内
旅行保険
最大1,000万円最大5,000万円
海外
旅行保険
最大2,000万円最大1億円
【公式】dカード

【比較5】dカードケータイ補償

dカードは「dカードケータイ補償」がある点も特徴です。

ケータイの紛失・盗難または修理不能(水濡れ・全損等)の際に、同一機種(同一カラー)の再購入費用に補償が入ります。

dカードケータイ補償 (2026年1月上旬まで)
レギュラーGOLD UGOLDPLATINUM
最大補償額1万円10万円20万円
補償期間購入後
1年以内
購入後
3年以内
自己負担額無料
利用回数年1回まで
■ dカードケータイ補償 (2026年1月上旬から) 赤字:変更点
レギュラーGOLD UGOLDPLATINUM
最大補償額3万円10万円12万円20万円
補償期間購入後
1年以内
購入後
3年以内
自己負担額1回の事故につき15,000円
※補償額が15,000円以下の場合は無料
利用回数年2回まで
(年間補償限度額の範囲内)

近年、スマホ本体の金額が高額になっていますので、最大補償額が大きいと安心ですよね。

しかもdカード PLATINUMやdカード GOLDの家族カードも、本会員と同じ条件でdカードケータイ補償が受けられます!

【公式】dカード

↓より詳細な説明はこちら
dカードケータイ補償

【注意】
上記「dカードケータイ補償」と似たサービスで「ドコモのケータイ補償サービス」というものがあります。名前が似ていますが、中身はかなり違いますので注意が必要です。

dカードケータイ補償
・dカード利用者なら利用可能
紛失・盗難または修理不能(水濡れ・全損等)が対象

■ドコモのケータイ補償サービス(smartあんしん補償含む)
・月額500円などを払い続ける必要あり
紛失・盗難または修理不能(水濡れ・全損等)に加え、修理費用にも対応

よくある質問

Q
dカード PLATINUMの家族カード。ドコモケータイ料金へのポイント還元率は?
A

初年度は無条件で20%のポイント還元率となります。しかし2年目以降は「毎月のショッピングご利用金額」にかかわらず常に10%となります。(これはdカード GOLDと同じ還元率です)

Q
dカード GOLDやdカード PLATINUMの家族カード。dカードケータイ補償は受けられる?
A

はい。家族カードも本会員と同等の補償が受けられます。ただし、本会員、家族会員それぞれにご利用携帯電話番号の登録が必要です。

Q
dカード PLATINUMからdカード GOLDにダウングレードする場合の注意点は?
A

カード番号が変わります。また、先払いしているdカード PLATINUMの年会費は返金されません。(次回の年会費支払いのタイミングと同時または直前にダウングレードすることで無駄を抑えられます)

Q
dカード GOLDからdカード PLATINUMへアップグレードした場合の年会費は?
A

年会費は毎年1年分を先払いで支払っています。dカード GOLDからdカード PLATINUMへアップグレードした場合、支払い済のdカード GOLDの年会費は返金されません。しかし、dカード PLATINUMにアップグレードするタイミングによりdカード PLATINUMの初年度だけ年会費が安くなるケースがあります。(正規の年会費29,700円(税込)に対して、18,700円(税込)になるケース。)

【関連記事】【シミュレーター付】dカード PLATINUM年会費!GOLDからの切替えなら初年度はおトク

まとめ

dカード PLATINUMとdカード GOLDの違いは、18,700円の年会費アップ分の元が取れるかと、特典を活用できるかどうかにあります。

dカード PLATINUM
  • 年会費アップ分を「ポイント+年間利用額特典」で取り戻せるか
  • レストラン優待・ラウンジ利用・補償などでメリットがある人は無条件でおすすめ
dカード GOLD
  • 年会費を抑えつつ、ドコモ利用で安定した高還元が可能
  • dカード PLATINUMの特典にあまり魅力を感じない人や、コスパ重視派におすすめ

結論として、
・ポイント等で元が取れるかは本記事に設置したシミュレーターで確認
・ そのうえで「特典・補償に魅力を感じるか」で最終判断

あなたの利用スタイルに合った1枚を選ぶことが、最大のおトクにつながります。

ぜひご自身にぴったり!な1枚を見つけてください!